コンサルティングレポート(建設業/東京都)
2020/06/29
都内で建設業を営む会社様の役員会がございました。
今回は、昨年から運営サポートをさせて頂いていた”ジュニアボード”という、
次世代経営者を育てる取り組みの第1期が終了したため、
そのまとめの発表で参加させて頂きました。
発表にあたり、改めて1年を振返ってみると、
多くの課題が見つかった第1期だったと感じました。
そう感じたのは、決してこの1年活動してきたその内容がどうとかではなく、
そもそも会社として初めての取り組みであること、
またその運営の難しさから中小企業で行っているところは少ないからです。
初めから100点満点はあり得ません。
ただ、そのような中でも成果はありました。
それは、このハードルの高いジュニアボードをやりきったこと、
また多くの課題を手に入れたことです。
何故なら、多くの中小企業で取り入れるのが難しいジュニアボードという
革新的な取り組みを行った経験や、ブラッシュアップするために必要な
課題が既に見つかっているのは、他社と比べ一歩先に出ているからです。
そもそもジュニアボードを行った事がない企業では、
成功も失敗も課題も、何も手にすることが出来ません。
だから、私のコンサルティングは、
いかにお客様にチャレンジして頂くかを大事にしています。
ある機械の開発にあたり、図面を慎重に検証し、完璧な製品を目指しても、
いざ動かしてみると、不具合が見つかることはよくあります。
経営もそれと同じで、実際に行動してみた方が課題が多く見つかり、
より的確に、正確に改善する事ができます。
こちらの会社様では、このジュニアボードをこれからも会社の文化として続けていかれます。
これにより、今回見つかった課題が解決され、そしてまた新たな課題を見つけまた解決するという、成長サイクルが生まれます。
だからこそ、成長サイクルは経営の鉄則と呼ばれます。
この成長サイクルを会社単位、部単位、課単位、
そして個人単位で取り入れる事の重要さを感じた一日でした。
株式会社スリーアローズ
西村 和輝
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