サーバントリーダーとは
2020/03/07
フレデリック・ラルー著『ティール組織』に、サーバント・リーダーについて書かれている。
多元型(グリーン)組織のリーダーたちは、問題を公平に解決できるだけではだめで、部下に耳を傾け、権限を委譲し、動機づけ、育てるサーバント・リーダーにならなければならない。そして、サーバント・リーダーを育てるにはかなりの時間と労力がかかる。
唐の(617-907)の第二代皇帝、太宗・李世民とその臣下たちの言行録である『貞観政要』のなかに、リーダーの条件がかかれている。「名君の名君たるゆえんは広く臣下の進言に耳を傾けることである。また、暗君の暗君たるゆえんは、お気に入りの臣下のことばだけしか信じないことである。・・・」(君道篇)
ドラッカーは、マネジャーにもっとも必要とされるのは才能ではなく、「真摯さ(integrity)」だと説いている。
資本主義社会から理念社会にかわりつつある。大きく社会がかわるとき、渦中にいると変化がわからない。ただ、「シンギュラリティ(特異点)」は必ずある。
最後に、『ティール組織』から。「どんな組織もリーダーの発達段階を越えて進化することはできないのだ。」とある。
私も、我々も、そしてお客様も、ともに、時代の変化とともに進化していけるよう、ともに歩んでいこうと思いました。
及川
- カテゴリー
- 【緊急】コロナウイルス支援 (15)
- コンサルティングレポート (33)
- セミナー (3)
- ランチェスター戦略勉強会報告 (2)
- 社内木鶏会 (8)
- 社外研修会報告 (1)
- 私の独り言【魚の目に水みえず】 (13)
- 税制改正等の告知 (0)
- 認定支援機関活動 (3)