サーバントリーダー「予見」の技術
2020/03/23
ロバート・K・グリーンリーフ著『サーバントであれ』(英治出版)、第四章「夢を先延ばししていないか」が名文(和訳)で鳥肌が立った。まさに、「何度も何度も、繰り返し読みなさい。そうすれば、あなたにとっての意味が現れてくる」ほどの名文である。そのなかに、リーダーが持つべき技術がある。
『「予見」の技術を持つのは重要です。リーダーという言葉に含まれる「リード」とは、ほかの人が気づくより前に、対処すべき事象を予測できる能力のことです。・・・そのため、創造的なスキルのなかでも最高のもの、すなわち予見する力を育ててください。重要な事象を余さずとらえて取り組み、その事象がどこから来たのか、どこへ向かうのか、と自問してください。自分の予測をメモし、後日チェックしてみましょう。しばし未来を生きる練習を、日頃から行ってください。』
日本光電工業副社長であった井原隆一氏は、成長会社のトップ、十の条件のひとつに、「洞察力があること」を、挙げている。
洞察力を鍛え、「予見」の技術をもつためには、どうしたらよいのだろうか。
我々は、毎年、中期5ヵ年計画を立案し、1年後に、毎年、中期5ヵ年計画の1年目の計画と実績を確認することだと考えます。中期5ヵ年計画は、定量的な計画のみならず、定性分析もします。特に、クロスSWOT分析を重視します。外部環境と内部環境に、経営者の洞察力が働いていたか、振り返ることができます。
まずは、中期5ヵ年計画を一緒にたててみませんか?
及川
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