2020年3月号を読んで
2020/03/10
2020年3月7日(土)に開催した社内木鶏会での感想文です。
私、西村が選んだ記事は、「かくして道なき道をきりひらいてきた」です。
『感想文』
本特集を読み、とても心に残った言葉がある。
それは「何でも手当たり次第にというと拡散してしまう」、「鉄道一筋」の2つである。
なぜなら、JR東海名誉会長であっても、何かに特化していたからです。
大企業の経営者は、スーパーマンであり、あらゆる事に精通しているもので
あるという固定観念をもっている私には、とても衝撃的な言葉でした。
そして、その軸があったからこそ、その後の様々な分野の経験を通じ、
経営とはなんであるかを、自分なりに定義づけられたのだと感じました。
つまり何を軸に、何を経験するのかが重要である。自分の軸は何か。
まずはそこを明確にしなくては、
その後の経験を活かすことはできないと強く思いました。
さらに葛西会長の言葉に、
「最後に鍵を握るのは大局や長期展望である」とある。
また「教養とは、思いつく様々な着想とかアイディアを現実のものにしていく
プロセスのなかで、血となり肉となり、直観力の根源となるもの」とある。
これはまさは我々が提供しているサービスである。
我々のコンサルは、トライアンドエラーにより直観力が身につくもので、
つまり教養であり、経営を育てるものであると思った。
そう思うと、我々が行っている実行支援は、会社ではなく、
経営者を育てるものなんだと気づかされました。
最後に、「民営化」という3文字ですが、
これは私が担当する企業が成長するためのキーワードであると思った。
グループ企業の一員として日々活動しているが、
いかにそこから独立した存在になれるかが、その企業、そしてその企業が
属するグループの発展に影響するものだと考えました。
まとめとして、外部環境の変化など不安定で先の読めない経済環境だからこそ、
「すべてはうまくいく」という、
その積極戦略を取りに行くべきであることを、
一人でも多くの経営者様に伝えたいと思いました。
そして、毎日毎日が大事でありながら、
一方で20年、50年を展望しなくてはならないとあるように、
中期計画、単年度、月次会議、どれ一つ欠けてはいけない、
3つを提供することが我々のサービスであると、
真の意味で理解できたような気がしました。
2020年3月7日 西村和輝
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2020/03_kasai/
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