コンサルティングレポート(建設業/神奈川)
2020/07/22
神奈川にある建設業を営むお客様との月次会議がありました。
今回の会議で感じたのは、先行経営の大切さと優位性、そして環境づくりの必要性です。
それは、決算の着地見込をいつ把握できる会社であるかと考えた時に感じた事です。
中小企業では、期末直前にならないと期末予測が立てられないというところも少なくありません。
しかし、こちらの会社様では、2か月前には精度の高い見込みを出す事が出来ます。
この差を、どう感じるか?
決算対策ができる出来ないという視点ではありません。
2か月先の結果が見えるとは、経営に先手を打つことが出来るという事です。
逆に、前月の試算表を見て、あるいは前々月の試算表を見て、
それから経営を考えていては、後手後手の経営であると言えます。
必要な対策は必要な時にしか打てない、
つまり、先に準備しておかなければなりません。
ボールが来てから、バットを持ち打とうとする後手後手の経営では、
空振りしてしまいます。
このように、1ヶ月、2ヶ月先の近未来を予測できるか、
またしているかどうかで、大きく結果は変わります。
だから、前月の数字を何日に仕上げることができるのか、
毎月最低1回は先行経営を行うための時間が確保できているのか、
この2つだけで、企業の未来は決まってしまうかもしれません。
経営を考える環境をいかに作り出すか。
環境とは、検討する為の時間確保、判断資料、アドバイザー全てを指します。
まさに、”環境は人を育てる”のだと感じた会議でした。
株式会社スリーアローズ
西村 和輝
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