コンサルティングレポート
2020/03/25
都内で建設業を営む会社様の会議支援をさせて頂きました。
こちらの会社様で支援させて頂いている会議は、
”ジュニアボード”というもので、
次世代経営者を育てる目的で昨年より開催しているものです。
テーマは、”人事評価制度を考える”です。
今回は、来月の役員会でこの一年取り組んだ成果を発表するため、
その発表内容をまとめる会議でした。
過去を改めて振り返ってみると、紆余曲折ありましたし、
想定していた結果を得られなかったという印象でしたが、
まとめあげた内容を見てみると、この取り組みをしたからこそ得られた、
組織力アップの為の改善に役立つ言葉がありました。
これを見て私は、次のように思いました。
成果を得るために、生産性をいかにあげるかという課題は消えていないが、
その生産性を議論する前に、日々遅くまで業務をこなしている従業員様が、
ジュニアボードに取り組む時間を毎月確保できた事は素晴らしい成果である。
何故なら、聞くと簡単なように思えるのですが、
多くの人が目の前の仕事に時間を取られ、
重要だけれども緊急でない時間、つまり未来を唯一考えられる、
最も重要な時間を取る事が出来ずにいるからです。
これは時間管理ができていないために発生するのですが、
やる時間を決めてしまう事ができるかできないか、
それだけで会社の業績は変わってしまいます。
例えば、家電メーカーを想像してみてください。
メーカーが今ある既存商品の販売しかせず、
新商品開発を怠った場合、業績はどうなっていくでしょうか?
それだけ、時間管理は重要です。
食事をするのも、食事をする時間を確保しなくてはならないのと同じように、
会社を発展させる時間は、発展させるための時間を確保しなくてはなりません。
株式会社スリーアローズでは、
毎週1週間の行動計画を30分単位で各自決めて行動し、時間を管理しています!
西村和輝
- カテゴリー
- 【緊急】コロナウイルス支援 (15)
- コンサルティングレポート (33)
- セミナー (3)
- ランチェスター戦略勉強会報告 (2)
- 社内木鶏会 (8)
- 社外研修会報告 (1)
- 私の独り言【魚の目に水みえず】 (13)
- 税制改正等の告知 (0)
- 認定支援機関活動 (3)