コンサルティングレポート
2020/03/24
昨日、防水工事業を営む会社様で、
従業員様を含めた定例の全体会議がございました。
今回の会議より、プロジェクターを導入して、
施工場所の説明、注意点の他、ここ1ヶ月で発生したミスの共有を行いました。
これは今年1月に、経営者様と決めたアクションプランで、
今まで口頭で行っていた情報伝達を可視化し、
より精度の高い情報共有を実現するためのものです。
会議に参加していて感じましたが、
「百聞は一見に如かず」です。
私は専門知識を持っていませんが、理解度がまるで違いました。
おそらくこの取り組みを続ける限り、
ミスはどんどん減り、会社としてのブランド力が高まります。
そして、技術の承継もスムーズにできるはずです。
ちょっとした改善ですが、
このように、その効果ははるか先まで波及します。
ただ、注意が必要な事があります。
それは、改善は自社の目的や戦略に沿ったものであるかという事です。
その改善の結果もたらされるものが、
全く目指す方向と違う向きであっては、改善とは呼べません。
他社でうまく行った解決策を自社に取り入れても改善されない。
これは、目的や戦略、そしてルールなどの全ての要素が同じでないからです。
つまり、自社を改善させるには、誰よりも自社を知る、
経営者、そして従業員で考え、行動していくしかないと感じました。
たった一つの改善が、大きな可能性を持っていて、
それが全てを解決するかもしれません。
西村和輝
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